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常温核融合の実用化と未来
サステナブルの本命
常温核融合
安心・安全・安価な素材を使用
高速中性子も二酸化炭素も発生しない常温核融合は、非常にクリーンなエネルギーであると言えます。反応の結果生成される物質にも放射性物質は検出されていません。反応中にも中性子線などの放射線を出しません。そして、エネルギー源となるのは、軽水素。私たちが普段飲んでいる水は軽水素の酸化物です。つまり事実上、常温核融合のエネルギー源は海洋中に無限に存在しているのです。
また、炉の心臓部はステンレス合金など地球上に豊富に存在する素材でできています。より豊富に存在する資源活用の研究も進んでいます。
あらゆる場所、
あらゆる目的に対応
常温核融合は、超高温プラズマ封じ込めなど過酷な環境に適応するための高度な技術や巨大な設備を必要としません。そのため炉の構造は非常に簡素で小型、メンテナンスも簡単で、地球上のあらゆる場所での活用が考えられます。
常温核融合を熱源利用することで、温冷熱活用(冷暖房)、発電、自動車や船舶や機械の動力、燃料や材料資源としての水素の製造など、想像できる限りの応用が可能です。将来的には宇宙船の電力源などにも利用の幅が広がっていくことでしょう。